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文理の選択

 毎年、言ってますね、と言われますが言わずにはいられないのがこのテーマです。  文系か理系かの選択はその人の職種を決めるからです。




 ついこの間まで、中学校で高校受験の勉強していた子供たちが自分の将来を見据えて、文理の選択をするのです。かなり無理のある話です。

 どこの高校も10月くらいまでに一回目の返答を求めるようです。理系に人数制限のある学校もあり、このため理系の方が上と言う印象が植え付けられ、話が複雑になるケースもあります。

 まず、綺麗事ではなく基本的に文系理系のどちらが上とか下とかという議論は可笑しいと思われます。お医者さんと弁護士、どちらの先生が偉いのですか、と聞いているようなものです。

 逆に、こういう例えも出来ます。弁護士になりたいと希望している人が何かの間違いで理系を選択してしまったような場合ですが、不可能が確定してしまう訳ではないですが、大変なロスになり得ることは間違いありません。(最近では理系の弁護士へのニーズが増していると言う話を伺うこともしばしばありますが)。


  極論すると、職種を決めることになる訳ですから、どこの大学に行くのかどこの会社に勤めるかと言うことよりも根本的な問題と言えるのです。

  また、この文理の選択の際に同時に教科の選択がついてきます。文系の場合は社会、理系の場合は理科の選択は重要であり迷うものです。


   このような重要事項を高校を入学して、訳半年で決めてしまわねばなりません。文系から理系の変更は基本無理ですし、その逆、所謂、文転の例は数多く見てきましたが、その人のポテンシャルを十分に引き出した結果とは到底思えない結果ばかりでした。


  高1の皆さん、ご入学、誠におめでとうございます。しかし、文理の選択については、今から悩み始めて下さい。ひょっとしたら、何かアドバイスができるかも知れませんので、このテーマで迷った時は播磨塾に気軽に寄って下さい。


 
 
 

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